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日本の風土が生んだ伝統建築!!「茅葺(かやぶき)屋根」

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先日スマホの写真アルバムの整理をしていたら、9年前に社員旅行でいった時の写真が出てきました。

懐かしさと共に時の速さにちょっとびっくり!!

年が経つのが早いなあ・・・

てことで、今回は9年前に社員旅行でいった白川郷の「茅葺屋根」についてその構造や特徴、歴史について少しご紹介致します。

今の建築にも活かされている日本の伝統建築のひとつ。

よかったら読んでみて下さい。

 

茅葺屋根とは・・・

茅葺屋根とは、ススキやヨシ、稲わらなどの植物性材料を束ねて葺いた、日本の伝統的な屋根様式です。現代では合掌造りの民家や古民家、文化財建築などで目にすることが多く、日本の原風景を象徴する存在として知られています。

茅葺屋根の構造

茅葺屋根は、木材で組まれた屋根下地の上に、厚く重ねた茅を固定することで成り立っています。屋根の勾配は非常に急で、これは雨水や雪を素早く流すための工夫です。茅は「軒先」から「棟」に向かって何層にも重ねられ、厚みは50〜70cmにも及ぶことがあります。この厚い層が断熱材の役割を果たし、夏は涼しく冬は暖かい室内環境を生み出します。

固定方法には、竹や縄、木の枝など自然素材が用いられ、金属釘を使わない点も特徴です。棟部分には特に厚く茅を載せ、風雨に耐えられるよう工夫されています。

茅葺屋根の特徴

最大の特徴は、優れた断熱性と通気性です。茅の隙間に空気層ができることで、外気温の影響を和らげ、日本の高温多湿な気候に適した住まいとなります。また、自然素材のみで作られているため、環境負荷が低く、現代の視点から見てもサステナブルな建築と言えます。

一方で、定期的な葺き替えが必要という点も特徴です。一般的に20〜30年で全面葺き替え、部分補修は数年ごとに行われます。この維持管理には専門技術が不可欠で、職人の減少が課題となっています。

茅葺屋根の歴史

茅葺屋根の歴史は非常に古く、縄文時代の竪穴住居にもその原型が見られます。農耕が広まった弥生時代以降、稲作とともに稲わらを利用した屋根が普及しました。中世から近世にかけては、農家住宅の標準的な屋根として全国に広がり、地域ごとに材料や葺き方の違いが生まれました。

江戸時代には防火の観点から都市部で瓦屋根が推奨されるようになり、茅葺屋根は主に農村部に残りました。それでも、日本の生活文化と深く結びつき、各地で独自の景観を形成してきました。

現代における茅葺屋根

現在では、茅葺屋根は文化財や観光資源として保護される存在となっています。白川郷や美山かやぶきの里などは、その代表例です。また、近年は自然素材の価値が見直され、環境配慮型建築として茅葺屋根に再び注目が集まっています。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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