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カラーベスト(スレート屋根)が割れる理由とは?原因と対策を徹底解説

  • 屋根工事の豆知識

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近年、多くの住宅で採用されている「カラーベスト(スレート屋根)」。
軽量でコストパフォーマンスに優れ、デザイン性も高いため人気があります。
しかし、築年数が経つにつれて「屋根が割れている」「ヒビが入っている」といったトラブルを耳にすることも少なくありません。
では、なぜカラーベストは割れてしまうのでしょうか?
この記事では、主な原因とその対策方法について詳しく解説します。

 

■ カラーベストとはどんな屋根材?

まず、カラーベストとはセメントを主成分に繊維を混ぜて成形し、塗装仕上げをしたスレート屋根材の一種です。
厚みが薄く軽量で、瓦屋根に比べて建物への負担が少ないことが特徴です。
また、施工性も良く、比較的リーズナブルな価格で仕上げられることから、新築やリフォーム問わず広く普及しています。

ただし、セメントを主材料としているため、金属屋根や瓦に比べて経年劣化の影響を受けやすいという性質があります。


■ カラーベストが割れる主な原因

① 経年劣化による素材の脆化

最も多い原因が「経年劣化」です。
長年の紫外線・雨風・熱の影響により、表面の塗膜が剥がれ、内部に水分が浸透しやすくなります。
乾燥と吸水を繰り返すことで、素材が収縮と膨張を起こし、徐々に強度が低下。
10〜15年を過ぎる頃には、少しの衝撃でも割れてしまうことがあります。

② 施工時や点検時の歩行による破損

屋根の点検やアンテナ工事の際、業者が屋根上を歩くことがあります。
特に古くなったカラーベストはもろくなっており、人が乗るだけで「パキッ」と割れてしまうことも。
施工時の踏み割れが原因で、後々雨漏りにつながるケースも珍しくありません。

③ 強風・飛来物による衝撃

台風や強風時に飛んできた枝やゴミが屋根に当たり、割れることもあります。
特に、角や端部などは衝撃が集中しやすく、ひび割れや欠けが起きやすい箇所です。
小さな割れでも放置すると、そこから雨水が侵入して内部を腐食させてしまいます。

④ 凍害

寒い時期は屋根材の隙間に入った水が凍結・膨張することで、内部から割れてしまう「凍害」が発生します。
一度割れるとそこから再び水が浸入し、悪循環的に被害が広がるため、早期発見が重要です。

⑤ アスベスト撤廃後の素材変化による強度低下

2000年代前半までのカラーベストには、アスベストが含まれており、強度や耐久性が高い製品でした。
しかし、アスベスト規制により素材が変更された後期型スレート(ノンアスベスト製品)は、初期のものほど強度がなく、割れやすい傾向があります。
特に2000〜2010年頃の製品は注意が必要です。


■ 割れを放置するとどうなる?

「少しのヒビだから大丈夫」と放置してしまうと、次第にその部分から雨水が浸入していきます。
屋根材の下にあるルーフィング(防水シート)が劣化していると、室内への雨漏りを引き起こす危険も。

さらに、屋根下地の木材(野地板)が腐食し、最悪の場合は屋根全体の葺き替えが必要になることもあります。
また、湿気の多い状態が続くと、断熱性能の低下シロアリ被害のリスクも高まります。
小さな割れでも、放置せず早めの対処が大切です。


■ 割れたカラーベストの修理方法

● コーキングによる簡易補修

ヒビが浅く小さい場合は、コーキング材で防水処理をする応急補修が可能です。
費用も抑えられますが、あくまで一時的な対策であり、根本的な解決にはなりません。

● 部分交換(差し替え)

割れたスレートを1枚単位で交換する方法です。
周囲の屋根材と色味を合わせるのが難しい場合もありますが、被害が小さいうちなら有効な手段です。

● カバー工法(重ね葺き)

屋根全体の劣化が進んでいる場合は、既存のスレートの上から新しい金属屋根を重ねる「カバー工法」がおすすめ。
撤去費用がかからず、工期も短く済みます。
軽量なガルバリウム鋼板屋根などにすれば、耐久性・防水性ともに大幅に向上します。


■ まとめ

カラーベストが割れる原因は、「経年劣化」「施工時の衝撃」「飛来物」「凍害」など、さまざまです。
特に築10年以上経過している屋根は、見た目がきれいでも内部の劣化が進んでいることがあります。

割れやヒビを放置すると、雨漏りや木材の腐食といった深刻なトラブルにつながるため、
定期的な点検と早めの補修が何より大切です。

もし「屋根が割れているかも?」と思ったら、無理に自分で登らず、屋根専門の業者に点検を依頼しましょう。
早めのメンテナンスが、家を長持ちさせる一番の近道です。

弊社旬感ペイントでは無料で点検を実施しておりますので、

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