お役立ち塗装ブログ
【初心者向け】外壁・屋根塗装と一緒にやるべき「付帯部工事」完全ガイド
- 外壁塗装の豆知識
吹田市、茨木市、高槻市、池田市、豊中市、箕面市にお住いの皆さまこんにちは!
旬感ペイントの久保田です!
いつも旬感ペイントをご愛顧頂き誠にありがとうございます。
屋根工事(屋根葺き替え、カバー工法、屋根塗装、屋根補修)、外壁塗装、防水工事、などをご検討の皆さまはお気軽に弊社旬感ペイントにご相談下さい。
弊社旬感ペイントでは「雨漏り点検」「外壁点検」「屋根点検」なども無料にて実施しておりますので、ご自宅の屋根・外壁の状態が気になる方、或いは最近点検を実施されていない方は是非ご相談下さい。
「雨漏り点検」「外壁点検」「屋根点検」を実施させて頂いた方には「診断書」もお出しさせて頂いておりますので、お住まいのメンテナンスにもご活用下さい。
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地域によっては外壁塗装や屋根工事に補助金制度が適用される場合もあります。
以下の市区ごとのページから、最新の情報をご確認ください。
付帯部工事はなぜ必要なのか?
外壁塗装や屋根工事を検討する際によく登場するのが「付帯部工事」です。
「壁や屋根を塗り替えるだけで十分では?」と思う方も少なくありませんが、実は付帯部工事は 建物全体の耐久性や美観を守るために欠かせない大切な工事 です。
外壁や屋根だけでなく、家の細部まできちんとメンテナンスを行うことで、仕上がりの見た目や家の寿命に大きな差が生まれます。
✅ 付帯部とは?
付帯部とは、外壁や屋根以外の外装まわりにある部材を指します。
雨樋・破風板・鼻隠し・軒天・幕板・雨戸・戸袋・水切り・換気フード・シャッターBOX などが代表的です。
一見すると脇役のように見えますが、実際には 雨水を正しく排水する・屋根や壁を支える・通気や換気を助ける など、建物の機能を陰で支える重要な役割を持っています。
また、付帯部は金属・木材・樹脂などさまざまな素材で作られており、素材に合った保護や塗装が必要です。放置すると外壁や屋根にも悪影響を与えてしまいます。
🔍 付帯部工事が必要な理由
1. 美観を整える
外壁や屋根をきれいに塗り替えても、雨樋や破風板などが色あせやサビで劣化していると全体の印象は台無しです。
住宅の美観は“部分”ではなく“全体の調和”で決まるため、付帯部も一緒にメンテナンスすることで 新築のような統一感 が生まれます。
2. 劣化を防ぐ
付帯部は紫外線や風雨にさらされており劣化が早い箇所です。
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雨樋:紫外線で変形・割れ
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破風板:雨風で腐食
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金属部:サビで耐久性が低下
放置すると交換が必要になり、余計な費用につながります。定期的な塗装で予防することが大切です。
3. 機能を守る
付帯部は「水を流す」「屋根や壁を支える」「換気を助ける」など建物の機能に直結しています。
劣化や破損を放置すると雨漏り・腐食・シロアリ被害など深刻なトラブルを招く可能性があります。
4. 外壁・屋根とのバランス
付帯部だけが先に傷むと見た目がアンバランスに。
外壁や屋根と同時に工事することで 足場も一度で済み、コスト削減 にもつながります。
5. 資産価値を守る
外装全体を整備すれば家の寿命が延び、資産価値を維持できます。
逆に付帯部を放置すると劣化が建物全体に広がり、大規模修繕が必要になることも。付帯部工事は 資産を守る投資 といえます。
🎨 付帯部に使う代表的な塗料
付帯部は素材ごとに適した塗料を選ぶことが大切です。
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金属部(水切り・シャッターBOXなど)
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下塗り:エポキシ系錆止め塗料(例:ハイポンファインデクロ)
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上塗り:シリコン・フッ素塗料(例:クリーンマイルドシリコン)
→ サビを防ぎ、長持ちさせます。
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木部(破風板・鼻隠しなど)
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下塗り:木部専用プライマー
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上塗り:弱溶剤シリコン塗料
→ 木の腐食を防ぎ、見た目もきれいに。
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樹脂部(雨樋・幕板など)
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下塗り:樹脂用プライマー(例:ミッチャクロン)
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上塗り:シリコンまたはフッ素塗料
→ 塩ビ製の雨樋でも塗膜が密着しやすく、色あせを防ぎます。
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軒天(ケイカル板など)
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塗料:透湿性のある塗料(例:ケンエースG-II)
→ 湿気やカビに強く、清潔な状態を保てます。
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💡 外壁をシリコンで塗装するなら付帯部もシリコンで、外壁をフッ素で仕上げるなら付帯部もフッ素で、と グレードを揃えることがポイント です。
📌 まとめ
付帯部工事は「見た目を整える」だけでなく、
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建物全体の 耐久性を高める
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部材本来の 機能を維持する
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将来の 修繕コストを抑える
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住宅の 資産価値を守る
という大切な役割があります。
👉 外壁や屋根の塗装を検討する際は、ぜひ 付帯部工事もセット で考えてみてください。
建物全体をトータルで守ることで、安心・安全に長く住み続けられる住まいを実現できます。